2016/09/02

「もりそば」と「ざるそば」

お蕎麦屋さんのメニューで

「もりそば」や「ざるそば」

というメニューがありますが

この違いは ただ海苔がかけられているのが

「ざるそば」と思っている方が多いと思います。

現代の蕎麦屋では違いは海苔がのっているか

否かだけが共通した違いでしょうかね・・・

しかし、実は海苔は全く無関係です。


海苔なんてむしろ目印みたいなもので、


ざるともりを店の人が取り違えないようにしている

という説もあるほどです。

しかし正確に 言うと違いがあります。

まず「もりそば」ですが、江戸時代の

元禄の頃から「ぶっかけそば」というのが

流行っていました。

つまり汁が かかっている「かけそば」

みたいなものです。

その為それと区別する必要があり

汁につけて食べるそばを 「もり」と

呼ぶようになりました。

そばを高く盛ることから「もりそば」

と言われたそうです。

盛り付ける器が「せいろ」などは

「せいろそば」と呼ばれたこともあったそうです。

一方「ざるそば」は、江戸中期に江戸(東京)

深川洲崎にあった「伊勢屋」というお蕎麦屋さん で

そばを竹ざるに盛って出されたのが始まりのようです。

明治になって、「ざるそば」に海苔がかけられるように

なったそうです。

このときは「ざる汁」 という、「もりそば」で

使われている汁とは違ったようですが

今では「ざるそば」専用の「ざる汁」

を作るお店は少ないようです。

2016/08/31

剣先イカ

白イカと呼ばれるイカは

「ヤリイカ科」で別名「剣先イカ」

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特に鳥取名産の「白イカ」は

透き通った身が特徴でまったりとした

濃い甘味が後を引き、肉厚で濃厚な 味わいです。

地元ではイカのトロと

言わしめるほど 最高級に

位置するそうです。

ゲソの部分はさっと湯がいて、

生姜醤油で頂くとサッパリとしていて、

もちもち食感を味わえるんです。

アオリイカとともに高級イカで、

関東ではスーパーなどに並ぶことは少ないです。

手頃な高級食材として鳥取県民に

親しまれています。

やはり取れたては歯ごたえが良く

特に刺身は一番の贅沢な食べ方 だそうです。

新鮮なうちにしか刺身で味わうのは

難しいですが、もし獲れたてが入手

できたら自分で下ろす事に挑戦して

みてはいかがでしょうか?

2016/08/29

二俣川

以前も書きましたが・・・。

神奈川県って結構大きいのに運転免許試験場は

1つしかないんですよね。

なので県民の方は来たことがある方も多いと思います。

そんな、二俣川ではかなりおススメ

したい焼肉屋さんです。

「もつやき処い志井グループ」さんの

横濱 焼肉食堂さん。

そうです。調布に本店を持つ有名な

もつ焼き店の系列店です。

肉もさることながら、味付けのタレが絶品。

タンは程よい厚みで大判噛みごたえがたまりません。

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ネギ塩タレがよく合います。

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ホルモンはひとつひとつが美しく

濃すぎない下味の味付けが素晴らしい。

ご飯がとまらなくなってしまうほどです。

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「新鮮レバー(肝臓)」は、エッジが立っていて

凄いしっかりしています。味は文句無し。

レバー独特の甘みがあり凄い弾力です。これは最高!

ってことで、どれも美味しいのですが

とくに絶品でしたのが

「フォアればー」・「ハラミ(横隔膜)」

「新鮮レバー(肝臓)」・「こぶ酎」

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接客もいいですし、ある意味大衆的で居心地もいいです。

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周囲の脂肪をまとったまま、ふわふわとした

感触のホルモンは、口のなかに入れた瞬間に

ジュワ~っとうま味がほとばしります。

正直、これほどおいしいホルモン店は

そうそうあるものではありません。

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大きな冷凍庫のドアを開けると

トイレがある清潔でユニークな店内です。

お店は、はまれぽでも紹介されています。

2016/08/26

見上商店

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ガチコロ2位銀賞に輝いた保土ヶ谷区霞台48-36にある

「見上商店」さん。

ほどじゃがコロッケ


レジ横の、ショーケースの中には3個ありましたが、

せっかくなので揚げたてをお願いしました。

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注文して3分くらいで、あつあつ揚げたてのコロッケ

を紙の袋に入れてくれました。

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余計な油分がなく、とても完成されたサクサクコロッケです。

じゃがいもと牛肉が丁寧に混ぜ込まれていて、

細かいパン粉が均等にまぶしてあり、

口当たりは非常になめらかで、甘いです。

味がしっかりしているのでソースの必要もなく

小ぶりで小判型の形状です。

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さめてもおいしいですが、揚げたてと

まったく味わいが違うので是非とも

両方食べくらべてみてください。

地元の子供からも人気があるのがわかります。

なんと!この時代に1個¥60円です。

おやつに2・3個食べるのに良い感じです。

ガチコロを見て期待が大きかっただけに、

ようやく食べられた日はとても嬉しかったです。

2016/08/25

よむぎめん

蓮沼製麺所

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『おいしい麺で人を喜ばせたい』

戦後まもなく会津喜多方で

最初の製麺所として創業。

・こだわりの品質管理

・こだわりの麺

・こだわりのスープ。

頑固なまでに変わらぬ姿勢で、

コツコツ麺づくりをしています。

独特の香りを持つ「ヨモギ」は

食用だけではなく万能薬として知られ

日本全国至る所で自生しているので

古くから人々に食されておりました。

今から約40年以上前、「はすぬま」の

研究熱心な店主は、体に良く身近にある

「ヨモギ」を麺にしてみようと

工夫に工夫を重ね「よむぎめん」を

誕生させました。

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春の時期に摘んだ「ヨモギ」を練り込まれていて

私が初めて食べたときは乾麺なのに・・・

・・・衝撃の美味しさでした。

冷やしても、暖めても香り高く、

四季を通してお楽しみ頂けます。

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代表取締役 蓮沼 季吉社長の熱い思いが今ここへ。

喜多方ラーメンブームが突然の様に

起こったのは、今から十数年ほど前のころ。

NHKがテレビで紹介したことから始まり

「蔵のまち喜多方」を取材にきたの

ラーメン屋が沢山あるのに驚き

それも合わせて紹介したところ

一挙にブームになりました。
工場もいきなりフル稼働状態になり

マスコミの取材は連日の様にありました。

ふと気が付くと同業者は十数社に増えており

ラーメン屋は150軒になろうとしていた。
わずか人口3万5千人、地酒と漆器と農業が

主産業の田舎町はこれ以降年間百億円の

地場産業を抱えることになりました。

大手スーパーやデパートなどから

取引の申込みも相次ぎました。

しかし、蓮沼 季吉社長は原則としてこれらの

取引には応じませんでした。

そばでもラーメンでも麺類は

鮮度が生命であり、厳重な品質管理を行う

ことが美味しい麺の条件だと

信じているからです。

だから蓮沼 季吉社長は、今でも工場から

直接消費者へ届けることを原則されています。

また少量生産こそが品質管理の

最高方法と決めているのです。

私は、味はもちろん

商売としての大切さ

蓮沼 季吉社長の思想に本当に素晴らしさを感じます。

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