2017/09/25

日本の文化。

日本の文化には「属人器(ぞくじんき)」

という聞きなれない言葉があります。

日本人だから食卓を囲んでいただく

温かい炊き立てのご飯。

日本人に生まれてよかったと

実感する瞬間ではないでしょうか。

古くからの言葉で「属人器(ぞくじんき)」

という言い方があります。

たいていのご家庭では、お父さんの

お茶碗、お母さんのお茶碗というふうに

ご飯茶碗は使う人が決まっているのでは

ないでしょうか。

たとえば箸、お湯のみもです。

その意味は「私の器(自分だけが使う器)」

と言うことです。

他国に類を見ない和食器特有の

素敵な世界ではないでしょうか。

しかし、洋食のカレー皿や

ナイフ・フォーク・スプーンなどは

気にしないから不思議です。

マイカップ、マイ湯のみ、マイ箸など

外国人からも見れば日本人の

食と向き合う姿勢はとてもユニーク

に見えているのではないかなと思います。

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「大黒屋」さんの江戸木箸

マイ蕎麦・らーめん・納豆箸です。

2017/09/13

カッティングボードの板。

カッティングボードの板を

選びに横浜市旭区の地元にある

「早川木材」さんへ行ってきました。

作業中にも関わらず一緒に選んでくれました。

働いている職人さんが実に親切に

説明してくれます。

ホームセンターで聞いても分からなかった事

なども流石、専門家です。

教えてくれるのです。

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使用されている「木目」や「杢目」の違いなど。

同じ読み方をしますが、内容は少し違うようです。



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(木目について)

「木目」を辞書などで調べてみると

 木目、木を製材した時に現れる年輪などの模様のことを
     木目と言い 板目、柾目、杢目 に大別されます。

    とのことです。

一般的に木を製材すると現れる模様は

板目と柾目がほとんどです。

家具業界では、この板目と柾目を

「木目」と呼んでいます。


 (板目)

年輪が平行ではなく山形や筍形の木目のことを板目と言う。

 (柾目)

年輪が平行な木目を柾目と言う。


柾目材は板目材に比べるとたくさん

取れないので、コスト高になります。

建築業界では、柾目の柱は高級材として重宝されています。




杢目について

同じ様に「杢目」を調べてみると

 「杢目」木目の模様で、特に装飾性の高い美しい物を
     

杢(もく)と呼んでいるそうです。

    

ナラ材の虎斑(とらふ)やメープルなど

に現れる鳥眼目(バーズアイ)

トチやシカモアなどの縮み杢 などが有り

いずれも製材した時にまれに表れるもので

「希少価値が高い模様」です。

奥が深いです。

2017/09/09

財布。

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2016年末のblogにも書きましたが。

2017年財布を使い始めるのに

もっとも縁起の良い日を調べてみました。

早速、ご紹介いたします。

よくお財布を使い始めるのに

縁起が良いと聞くのが

「立春」春財布=張る財布で

お金が良く貯まると言われています。

ちなみに今年の立春は

2月4日(土)でした。

この日に当店のスタッフも白い財布から

パイソンの財布へ交換していました。

一般的には立春が最適とされる

財布の使い始めの日ですが、実は

もっと縁起の良い日やってくるのです。

それは、「天赦日」と「一粒万倍日」が

重なる唯一の日です。

天赦日とは、暦の上では最上の

大吉日とされる日。

一粒万倍日とは、一粒の籾が

万倍にも実る稲穂になるという吉日。

この2つの吉日が重なる物凄く

財布の交換にスペシャルな日です。

その日が、なんと9月18日(木)なんです。

覚えておいてください。

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いろいろ調べても秋にお財布を

新調するのは、とっても良いらしいです。

中でも今年は、9月18日ですからね。

でも、ひとつ注意点があります。

その日に買うのでは遅いです。

早めに買っておいて、9月18日まで

寝かせておくのがベストです。

寝かせるときは、できる限り大金を

入れて寝かせて財布に大金を覚えさせると

効果的だそうです。

この秋にお財布を新調してみて

はいかがでしょうか?。

2017/08/28

「飛露喜」(ひろき)。

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会津坂下町、新潟に抜ける

越後街道沿いにある廣木酒造本店は

古くから「泉川」の銘柄で

親しまれてきました。

人口は2万人で古くから酒造りが

盛んで現在も3つの

(合資会社 廣木酒造本店

豊國酒造 合資会社

曙酒造 合資会社

が酒造りに励んでいます。

江戸時代中期の1804~30年

(文政年間)創業されたそうです。

現社長の廣木健司さんが家業を継ぎ

1999年に世に送り出した

新ブランド「飛露喜」(ひろき)は

瞬く間に日本酒界や日本酒ファンの

間で噂になりました。

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そして現在は、「飛露喜」(ひろき)

を酒販店に行列ができてると聞きます。

不思議な光景かもしれません。

行列の人たちが待っているのは

「飛露喜 特別純米 生詰」という酒。

月に一度、販売をするときには

いつも長蛇の列ができるといいます。

人気が出るようになった。

当時はラベルを印刷する余裕もなく

蔵元の母が手書きしていたと言う

エピソードは有名です。

「飛露喜」(ひろき)は

甘み、旨み、香りが三位一体となった

いつ飲んでも旨いオールマイティな酒です。

スタンダードな一本は「特別純米 飛露喜」。

フルーティでなおかつしっかり

した旨さがあり、長いよいんを持って

います。

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人気のある生詰とは、搾った直後に

火入れをしてタンクに貯蔵したお酒を

瓶詰め時に火入れ殺菌を行わず

そのまま詰めたお酒です。

福島の風土が育む日本酒「飛露喜」

2017/08/26

ホースラディッシュ成長記。

以前blogネタにもしました「ホースラディッシュ」を

水栽培からはじめました。

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2週間程度で根が張りはじめ、葉が成長はじめました。

ホースラディッシュは

「西洋わさび」・「山わさび」

などと呼ばれています。

ツンとした辛みが本わさびよりも

1,5倍の辛みがあると言われています。

ローストビーフやステーキなど

牛料理の付け合わせに欠かせません。

日本では北海道が名産で

ジンギスカンの付け合わせや

醤油に漬けてご飯のお供にするなど

広く普及しています。

日本に導入されたのは明治時代で

北海道を中心に浸透しました。

北海道にはホースラディッシュを

日常的に食します。

ホースラディッシュは

生のまま出回ることは少なく

多くの地域では、パック詰めの

お刺身などに入っている粉状の

練りわさびやチューブわさびなど、

加工品として多く流通しています。

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植え変えてばかりで頼りない感じですが

あっという間に

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地植えにしたところ葉みごとに。

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北海道では使いきれなかった物を庭に

置いておくと自然と増えはじめるそうです。

11月ごろが収穫のシーズンで

葉が黄色く色づきだしたら

掘りおこしたいと楽しみにしています。

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