今回は、日本ラーメン協会の元副理事長。
「ラーメン王」の「武内伸」さん
"ラーメンの達人"おすすめの中華店でもある
本牧にある大正7年(1918)創業の中華食堂です。
麦田トンネルを出て直ぐ、昭和の香り
のする店頭が見えてきます。
伊勢佐木町のサンマーメンでも有名な
「玉泉亭」が共に大正7年創業なので
恐らく、横浜では最古参と言うことで・・・
横浜で一番古い家族経営の一般的な
中華食堂と聞いています。
創業100周年おめでとうございます。
キリンビールさんからの贈り物でしょうか?
のし紙がウインドウに貼られていました。
お店の看板などには「奇珍」と書かれて
いますが正式な屋号は「奇珍樓」です。
赤いテントが目立ちます。
ショーケースには表彰状、お皿が。
そこのガラスには擦れた赤い文字で
「Chinese restauran」とあります。
本牧が近いのので、その影響でしょう
英語表記です。
歴史を感じます。
メニューも豊富です!
あじのあるメニューです。
「奇珍」さん名物の「竹の子ソバ」
「竹の子ソバ」も甘めのアッサリスープ。
そして、ようやく登場の麺。
まるで素麺のような綺麗な極細麺。
噛むとしっかりとパツンとした
食感が返ってきます。
数年前までは手打ちの自家製麺だった
そうですが、打っていた店主さんが
亡くなってしまい、打てる人間が
いなくなってしまったということで
今では製麺所に頼んでいるらしいです。
喉越しも良く、個人的には好きなタイプです。
極太竹の子が「これでもかぁ~!」
と入っており、竹の子好きには堪りません。
どこか懐かしさに浸れる優しいお味。
お店全体にいえることは安心さと懐かしさ。
最後に懐かしいマッチをいただきました。