梅は種類によって出回る時期が違いますが、
タイミングを外さないように気
をつけなければいけません。
ちなみに、何故、土用の頃に行うかというと・・。
この頃は太陽の日ざしがもっとも強く、
天候も比較的安定しているからです。
その効果は、風味が増し、長く保存できる
ようになると言う事と、鮮やかな
色になると言う事です。
土用の晴天の続きそうな日を選び、
梅をざるに広げて干します。
3日程度で梅を裏返し更に3日程度天日で干します。
しかし、この時期の突然の雷雨にはきおつけましょう。
「日の丸弁当」の梅干しは、
単にご飯が腐るのを防ぐというだけでなく
米の酸を中和させるという大切な働きもします。
梅干しは日本にしかない、日本人が発明した
超合理的、近代的食品といわれる所以が
ここにあると言われるのです。