今回行ったのは、国道16号線を八王子に
下り大和田小学校前の交差点を左折して
数百メートル先に左手にある「おがわ屋」
さんです。
「八麺会」の定義では
・醤油ベースのタレ
・表面を油が覆っている
・きざみ玉ねぎを具として用いられています。
これが、しっかり守られている老舗の
「おがわ屋」さんです。
注文したのは「券売機でネギチャーシュー
大盛り玉ねぎ増し」なるほどこれは
正統派な八王子ラーメン。
中細の麺が茶色のスープに沈んでいます。
メンマ、海苔、大判の薄くスライスされた
チャーシューそれに、こんもりと
盛られた絶妙な味付けされている
白髪ねぎと荒く刻まれた玉ねぎ。
山盛りの玉ねぎを崩してスープに
浸し熱をキープしている透明な
ラードは白髪ねぎと組み合わさることで
清涼感とほのかな甘さを感じさせる
八王子ラーメンの王道スタイルです。
厨房では寡黙な店主さん1人黙々と
ラーメンを作っています。
沸騰した茹で鍋に木蓋がのせてあり
その上で麺をパラパラと丁寧にほぐし
何かのタイミングで木蓋から麺をさっと
鍋に落とす独特のスタイルで湯切りは
平ザルで入念に行っています。
加水率低めの黄色いストレート中細麺です。
動物性の出汁がしっかり感じられる
スープが、脂に負けないコクを出します。
チャーシューもスープの味がしっかりと
染み込んでいてホロホロと柔らかく
薄くもサイズも大きく食べ応えあります。
とはいえ醤油と一体になって喉元を
通過すれば、しつこさはありません。
スープや具材は麺とのバランスを計算
されて毎日でも食べても飽きない
バランスのとれた一杯です。