料理、活気、歴史ある風景が
人気で国内だけでなく
外国人観光客も多く訪れる場所。
そんな中、ニューヨークタイムズにも
大きく紹介された「井上」さんは
世界が注目する人気ラーメン屋さん。
昔ながらのアッサリした「中華そば」が魅力。
紹介されたニューヨークタイムズも
店内に貼りだされていました。
築地市場で1966年(昭和41年)の創業以来
メニューは中華そば1品のみの立ち食いの
スタイルをかたくなに守り続けるのが
「ラーメン井上」さんです。
しかし、8月3日に火災がおきてしまいました。
火災から一夜明けた8月4日
警視庁は建物の1階にある
ラーメン店が火元で、厨房のコンロの
熱が付近の木製の壁に伝わって
出火したと見ていおり、この壁は
火事の前から内側が熱で劣化して
炭のような状態になっていたと言われています。
しかしこの炭化。
厨房内に張り巡らされていた
ステンレスの壁の後ろの木造の
壁なのである。
日曜日以外だと早朝から多くの
人々が行列にならびラーメンを
食べたく世界から集まります。
築地の世界的スポットでした。
このサーっと入れる魔法の隠し味が
スープをレンゲで飲みながら
下にピリピリした感覚を覚え
とまらなくなります。
「ラーメン井上」さんの凄いところは
隠し事をせずお客様の前でサーっと入れるところ
だと思います。
薬味のカイワレと刻みネギの盛り付けに
チャーシューのスライス
丼ぶり洗いまでお兄さんが
このスペースで永遠とこなします。
行列は永遠と伸び続けていきます。
平ザルで麺を上げはじめると
お客様がカメラをで撮影し始めます。
ピラミッドのように積み上げられた
丼ぶりにスープと麺を同じタイミングで
正にリズミカルな動きに無駄感じられません。
息の合ったタイミング素早い
勢いでチャーシューが投下されていきます。
スープが注がれてから1分ほどでここまで。
完成が近ずくと、お盆を持ち何杯か報告します。
1つのお盆には2杯までです。
この時点で相方がいれば食べるスペースを
確保致します。
これが「ラーメン井上」スタイルです。
東京築地市場と言えば
世界最大規模の取引金額を
誇る日本を代表する公設卸売市場
ではありますが、質の高い生鮮品や
昨今は、いわゆる食堂棟のグルメが
話題を呼び、近年では観光地として
世界からお客様を迎えています。
老舗が守り続けてきた味。
世界の「井上」さんの
ラーメン復活を待っています。