夜な夜な三軒目行こうか・・・
1度、宿へ戻り源泉かけ流しの温泉へ
温泉は大浴場男女と貸切風呂3カ所あります。
貸切る風呂は防空壕の五右衛門風呂・寝湯・露天風呂。
ユーモアある仕掛けで使用していると動物の
ランプが点灯する仕組みです。
落ちて音は響きヒヤッとしています。
こちらを進んでいく先に・・・
まだまだ先で足元スリッパが濡れて滑りながら
源泉が湧き出ているのが分かるくらいの
勢いで温まります。
部屋に戻り窓を開けて涼み
汗も落ち着いた夜11時30分小腹がすきはじめ
一人旅なので自由に時間が使えるので
食べログで検索開始。
検索結果は旅館から歩いて20分の距離。
お店は、いでゆ橋の端っこにありました。
風情ある橋の名を取った「いでゆ商店」さん。
このあたりはなんだかとても
ロマンティックな感じですね。
旅館の浴衣でラーメン食べ歩いていると
なんだか切なくなりますので洋服へ着替え(笑)
気を取り直して店内に。
外から見ると広そうなんですが
中は意外とこぢんまり。
入って直ぐの両側にテーブル席、奥にカウンターと
厨房があり、木肌を活かしたウッドテーブルや
カウンターが並び、少し暗めの暖色照明と
相まって、のんびりと温かい雰囲気がありました。
カウンターに座ってメニューを見ると
大きく分けて「豚」と「魚」の2種類の
ラーメンがあり、それぞれトッピングで
バリエーションを持たせた感じ。
コメント付きで「円盤餃子」
もあったり、軽く吞むのにも良さそうです。
カウンター上にはスープに関して
かなりのこだわりがあるようで
読み切れないくらい大量のこだわりが
書かれています。
博多ラーメンということで、麺の固さも
オーダーできますが、「固め」で注文
してみました。
まずはレンゲを刺して、スープを
飲み。
はい!旨いっ。
本場の人間からすれば「心地良い香り」である
豚骨臭をあえて取り除いた伊豆仕様の
豚骨スープは、豚骨の旨味が詰まった
濃厚でクリーミーな味わいです。
臭みが一切無く、旨味とザラザラとした
髄の風味だけを残した本物のスープが
まさかこの伊東で味わえるとは驚くばかりです。
麺はこれまた本場仕様の極細ストレート。
水分少なめのパツパツ仕様で
ちょっとカンスイ匂がするところも本場風。
極細麺が咀嚼すると口の中でパツパツと
弾けていくのが特徴です。
具材は、柔らかいチャーシュー
強いコリコリ感と風味がいい感じの
キクラゲ、海苔にネギ。
飲んだ締めのラーメンであれば、逆に一番
シンプルなラーメンで、替え玉して
食べるのがいいかもしれませんね。
豚骨好きな方は是非に!