2016/08/16

家紋帳は面白いです。

ご先祖様が住んでいた地域に本家がなく、

菩提寺や墓も分からない、遠い親戚も

同姓の家もないというような場合は、

残念ながら、家紋が見つかる可能性は

低いと言えます。

調べても家紋が分からない場合は、

自分で選んでみてはいかがでしょうか?

家紋は苗字で決まっているわけ

ではありません。

戸籍や登記簿に登録されてもいません。

著作権もありませんので、自分が気に入った

家紋があれば、自分の代からその家紋を使

用することに決めても特に問題はないと思います。

家紋選びの参考資料として、苗字と地域から

家紋分布の特徴が分かる本があります。

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少し大きめの図書館に行けばあるはずです。

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この本を参考にして、家族・親戚と相談しながら、

家紋を選ぶのも一つの方法です。

また、最近では個人の人柄や趣味などを聞き取りして、

オリジナルの家紋を作成してくれるサービスもあるようです。

間違い探しのようで似ている家紋て

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沢山あります。

有名な五三桐だけでもこれ以上あります。

図案だけで二万五千近くあるそうです。

※但し、着物で一番格式の高い五つ紋を仕立てる時は

黒留袖と黒喪服には一家を背負う意味もありますので

しっかり分かっていた方がいいと思います。

背紋、袖紋、抱き紋すでてに、染め抜き日向紋を入ます。

※日向紋の説明は後日致します。