2017/08/28

「飛露喜」(ひろき)。

DSC_0029.JPG

会津坂下町、新潟に抜ける

越後街道沿いにある廣木酒造本店は

古くから「泉川」の銘柄で

親しまれてきました。

人口は2万人で古くから酒造りが

盛んで現在も3つの

(合資会社 廣木酒造本店

豊國酒造 合資会社

曙酒造 合資会社

が酒造りに励んでいます。

江戸時代中期の1804~30年

(文政年間)創業されたそうです。

現社長の廣木健司さんが家業を継ぎ

1999年に世に送り出した

新ブランド「飛露喜」(ひろき)は

瞬く間に日本酒界や日本酒ファンの

間で噂になりました。

DSC_0050.JPG

そして現在は、「飛露喜」(ひろき)

を酒販店に行列ができてると聞きます。

不思議な光景かもしれません。

行列の人たちが待っているのは

「飛露喜 特別純米 生詰」という酒。

月に一度、販売をするときには

いつも長蛇の列ができるといいます。

人気が出るようになった。

当時はラベルを印刷する余裕もなく

蔵元の母が手書きしていたと言う

エピソードは有名です。

「飛露喜」(ひろき)は

甘み、旨み、香りが三位一体となった

いつ飲んでも旨いオールマイティな酒です。

スタンダードな一本は「特別純米 飛露喜」。

フルーティでなおかつしっかり

した旨さがあり、長いよいんを持って

います。

DSC_0054.JPG

人気のある生詰とは、搾った直後に

火入れをしてタンクに貯蔵したお酒を

瓶詰め時に火入れ殺菌を行わず

そのまま詰めたお酒です。

福島の風土が育む日本酒「飛露喜」