2016/07/16

夏野菜(ナス)

類も豊富で、主なものだけでも、

中なす、小なす、丸なす、米なす、

長なす、卵型なす、水なすなどがあります。

中なすはもっとも一般的なもので、

炒めても、煮てもおいしくいただける

万能野菜です。

小なすは漬け物に適している小ぶりな

品種です。

丸なすは関西や北陸で好まれるなすです。

米なすはアメリカ産のずんぐりした

品種です。

長なすは関西から九州にかけて

よく食べられているものです。

なすは、焼きなすのほか、煮物、炒め物、

蒸し物、グラタン、漬け物と、幅広い

料理に使われています。

油をよく吸うので、てんぷらや油炒め

などにも相性がよく適しています。

漬け物にするときは、古釘を入れると、

仕上がりを美しい色にすることができます。

なすの紫色は、ナスニンという色素による

ものですが、鉄やアルミニウムに反応して

鮮やかな紺色になるからです。

四季を通じて流通していますが、旬は7~9月の

夏野菜です。

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冬から春にかけてはハウスものになるので、

どうしても味は落ちてしまいます。

買うときのポイントは、色つやの美しさと、

ヘたの新しさを重点的に見るといいでしょう。

ヘたの切り口が茶色く変色しているものは

古い証拠なので避けましょう。