我が家のぬか床にも産膜酵母
がやってきました。
下の写真で白い膜が全面に
はっているのが判ると思います。
(判り易くするために一部欠き取っています)
これは、前回かき混ぜて1日
おいた後の写真です。
これが出来る前と後では
ぬか床の香りが全く変わります。
出来る前には焼きたてのパンのような
イースト発酵のアルコール臭が
していたのが、出現後ではセメダイン
のような匂いへ変わります。
この白い膜は、難しいのですが
ぬか床が乳酸桿菌による乳酸発酵の
安定期に入った事、つまり発酵が順調に
進んでいることを示しています。
乳酸菌が増えた証拠です。
産膜酵母は有害ではないので
ぬか床の中に混ぜ込んで大丈夫です。
混ぜればピカピカな美味しいぬかが顔を出します。
初めてだとゾックっとしますが
知っているとおっ!
元気に成長しているな!程度です。
この産膜酵母をカビだと勘違いして
あわててゴッソリ捨ててしまって
ぬか床の量を減らす人もいる
ようですが、もったいないですね。
ぬかの香も良く美味しく漬かるように
なってきました夏を感じてます。
お客様の農家さんへ夏野菜を朝1番で見に行き
楽しくなってきました。