2016/11/28

産地で違いがあります。

牡蠣の全国水揚げの殆どを

広島県と、宮城県が占めています。

加熱用も含めた牡蠣の生産量

では広島県が一位ですが

生食用牡蠣の生産量は宮城県が第一位。

三陸宮城県で生産される牡蠣の

種類は「真牡蠣(学名:マガキ)」

で、全て養殖牡蠣です。

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三陸牡蠣が生食用として

楽しめるシーズンは10月~2月

の冬の時期。

その期間、三陸の牡蠣は「生食用」

として全国へ大量に流通します。

黒潮と親潮がぶつかる

世界三大漁場宮城県。

そこで育った牡蠣と、三陸より

暖かい広島湾で育った牡蠣。

それらは育つ産地の環境の

違いに左右され、味も大きさも

大きく違います。

広島県は、大きい川が瀬戸内海に

流れているため栄養が豊富で

大きく育ちます。

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三陸は外洋に向かって海が

開けているため、海水が清潔で

生食用に向いています。

味の違いも産地によって特徴

があります。

あっさりとしていて加熱用に

向いているのが広島の牡蠣。

逆に三陸の牡蠣は、濃厚

すぎるほど牡蠣の味を感じます。

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大きさも産地によって違い

広島牡蠣が大きく、三陸牡蠣は

それにくらべて小ぶりなのが

特徴です。