2016/11/10

増田屋。

「蕎麦の増田屋」というお店が沢山あります。

師弟関係のようなものです。

ですから同じ名称とは言いながら

店構えも値段も味も主人の

個性が表れて千差万別です。

日本蕎麦では、他にも「更科」

「満留賀」などの「のれん」

が有名です。

今回、食事したのは

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横浜市保土ヶ谷区今井町にあります

「増田屋」さん。

外観は、一目で増田屋とわかる造り。

何故、昔からの増田屋は外観が

ほぼ一緒なのかというと

増田屋で修行して暖簾分けして

店を開く時に増田屋会の長指定の

大工さんを利用するのが暗黙の

条件で、それで同じ外観になるんだ

そう。

これは、増田屋の方に聞いた事

ですので、確かな情報だと思います。

もっとも、最近の傾向は、新規

オープンしたり、建て直す時には

増田屋を名乗らず、蕎麦の

専門用語や、出身地を店名にして

差別化をはかる店も増えてきていますが。

話はそれましたが、こちらの

増田屋さんは、昔ながらの流れを

今も続けている親しみやすいお店です。

店は広く、客席もゆったりした

スペースで、のんびりと蕎麦を

味わうには良いと思います。

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天婦羅御飯セットを注文しました。

こちらは、冷たい蕎麦付です。

DSC_0924.JPGメニューの写真そのものでした。


運ばれてきた天婦羅御飯セットまずは蕎麦の上に

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のっているネギとワカメ量のに目が点に。


まずはワカメをよけ、汁をつけずに蕎麦を。

茹で加減が絶妙で、コシがあり香りもいいです。

次に汁を軽くつけて。

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天ぷらは大きく、ボリュームもあり

衣がサクサク。

エビはプリっぷりです。

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手作りのサラスパのボリューム満点です。

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漬物も美味しいです。

街中の蕎麦屋さんとしては

内容が、すごくいいと思います。

次回は暖簾にも書いてある

「小分けそば」を食したいです。