2016/09/10

会津の郷土料理

日本の内陸部ではかつて

海の物と言えばもっぱら乾物。

中でも身欠きにしんは保存が

効くこともあり、重宝されたという。

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重要なタンパク源でした。

北海道でとれたにしんが新潟を経て

会津へ着くのがちょうど山椒の芽が

でる時期と重なりその身欠きにしんを使い

山椒の新芽と共に漬けたのが

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「ニシンの山椒漬」

山椒がニシンの生臭みを消すと共に、腐敗も防ぐ。

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大好きなので先日、作りました。

米のとぎ汁で戻した身欠きにしんを

山椒の葉でサンドして、酢、しょうゆ、

みりん、酒などの調味料で、漬け込んだもの。

 通常の身欠きにしんと違って、にしんの生臭さが

消えて、山椒と調味料の味わいが加わり

上品な料理に変化します。