2016/09/07

甘さは赤くなる前に決まっている?

トマトの成分が、熟すとともにどのように

変わっていくか?

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トマトの甘みは「ほぼ真っ青」の

時点で確定しています。

追熟してもほとんど変わらないそうです。

酸味は、トマトのおいしさは甘いだけではなく

甘味と酸味のバランスは重要です。

酸味類は赤くなるにつれて

減少してしまいます。

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旨味成分であるグルタミン酸は

追熟することで増えていきます。

しかし、ピンク色の状態でも十分な

グルタミン酸(赤熟の80%程度)ですし

それ単体ではあまり明確な旨味として

突き抜けたものではないようです。

最近のトマトは味が薄い・・と感じる

方もいらっしゃるかもしれませんが

これは、食卓に並ぶ時点で、酸味類が

全体的に低くなっているためです。

つまり、甘味があり、酸味が残る

完熟前がもっとも

「トマトらしいトマト」なのです。

2016/09/05

下川井

「らっち家下川井店」

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職人の魂が込められた手打ち麺と

特製スープが奏でるハーモニー

はまさに絶品です。

深みがあるのに後味がさっぱりしていて

とても爽やかな食感を楽しめます。

ネギやチャーシューメンの

トッピングも自由自在で安い。

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大好きな針ショウガに・・・。

もちろん、らっちソースも完備。

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自分独自の味わい方を堪能できます。

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麺は「長多屋製麺」の中太ストレート。

以前、醤油を試しに食べて美味しいのは知っていたので。

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今回は、塩の並に固め脂少な目に

きくらげ&味変。パスポートで焼きバラのり。


焼きバラのりは、塩ラーメンスープにあう味付け。

またチャーシューも脂身とのバランスが良く

高品質のもの。

ほうれん草ははトッピングしたぐらいの量でした。

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家系ラーメンではコストパフォーマンスの高い

らっち家のラーメン。

瀬谷店は磯子の本店を凌ぐほどのレベル

だったので期待度大。

「らっち家」のラーメンは、約19年前

「磯子壱六家本店」その味がよみがえる味わい。

保土ヶ谷区興福寺にある松原商店街の

「光家」さん店主と中村さんが

「磯子壱六家本店」で

働いてたように記憶します。

店名の「らっち家」は
店主:中村氏の愛称「なかむらっち
から来ているそう。

らっち家瀬谷本店(旧店名:壱六家瀬谷店)

と下川井店どちらも仕事の営業圏内

にあるので便利。

マイルドで濃厚なラーメンを

お腹いっぱい食べると身体も癒されます。

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従業員の方々は、愛想よく

とにかくパワフルです。

元気が良くて気持ちいお店です。

オープン当初の写真です。

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ごちそうさまでした。

2016/09/03

会津の郷土料理といえば・・・。

「こづゆ」は、福島会津地方の郷土料理です。 

これも会津へ行くと必ず食します。

福島会津で好きな料理の一つです。
見た目は、かなり具だくさんで、それぞれ小さな

具なのですがたくさん入って色合いもきれいです。 

真ん中にはふわっとした豆麩、ナルトも入って、

あとはタケノコ、ごぼう、大根、ニンジン、

シラタキ、昆布、椎茸、里芋など体に優しい食べ物のオンパレードです。

 そして出汁のメインになっているホタテの乾燥貝柱。

会津ではお祝いの席で食べる料理です。

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似ている「ざくざく」と言う料理があります。

会津や中通りの二本松などの郷土料理の一つです。

地域によっては、「ざくざ く汁」、「ざくざく煮」

というところもあります。

会津の「こづゆ」 とは作り方は似ていますが

具材が若干違います。

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「こづゆ」と「ざくざく」は地域によっては

同じものですが、 正確には似て非なる食べ物です。

「ざくざく」は「こづゆ」に使 用する具材に

昆布、大根、ごぼうなどを加えたものです。

「こ づゆ」はだしに貝柱を使うことが多いため

武士(上流階級)の食 べ物、

「ざくざく」はだしに煮干しなどを使うため

庶民の食べ物 と言う人もいます


どちらも、さっぱりと出汁の風味だけで頂く

優しい味わい、そして見た目からも美しい

「こづゆ」はお祝いに席にぴったりだなっと思います。

 さっぱりとした出汁の風味に醤油は味を整えるくらい、

海の幸と山の幸がコロコロとたくさん加わって、

優しく仕上げた昔からの伝統の料理です。

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遠慮しないで、おかわりは何杯でも「食べっせ~ぇ」っと

「そんな遠慮しねくていーかんねー」

会津は優しい街だな。

2016/09/02

「もりそば」と「ざるそば」

お蕎麦屋さんのメニューで

「もりそば」や「ざるそば」

というメニューがありますが

この違いは ただ海苔がかけられているのが

「ざるそば」と思っている方が多いと思います。

現代の蕎麦屋では違いは海苔がのっているか

否かだけが共通した違いでしょうかね・・・

しかし、実は海苔は全く無関係です。


海苔なんてむしろ目印みたいなもので、


ざるともりを店の人が取り違えないようにしている

という説もあるほどです。

しかし正確に 言うと違いがあります。

まず「もりそば」ですが、江戸時代の

元禄の頃から「ぶっかけそば」というのが

流行っていました。

つまり汁が かかっている「かけそば」

みたいなものです。

その為それと区別する必要があり

汁につけて食べるそばを 「もり」と

呼ぶようになりました。

そばを高く盛ることから「もりそば」

と言われたそうです。

盛り付ける器が「せいろ」などは

「せいろそば」と呼ばれたこともあったそうです。

一方「ざるそば」は、江戸中期に江戸(東京)

深川洲崎にあった「伊勢屋」というお蕎麦屋さん で

そばを竹ざるに盛って出されたのが始まりのようです。

明治になって、「ざるそば」に海苔がかけられるように

なったそうです。

このときは「ざる汁」 という、「もりそば」で

使われている汁とは違ったようですが

今では「ざるそば」専用の「ざる汁」

を作るお店は少ないようです。

2016/09/01

喜寿の次のお祝い傘寿

傘寿(さんじゅ)は、数え年で80歳のこと、

またその祝いをいいます。

これは、本用語の傘(からかさ)の略字が

縦書きの「八十」に見えることから、80歳を意味

するようになったそうです。

その他に、傘が開く、末広がり

などの意味から、「傘寿」と

言われるようになったという

説もあるそうです。

お祝い色(基調色)が決まっており、

傘寿を象徴する色は、「紫」や

「金茶(明るく黄色がかった茶色)」

などとなっています。

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着物で言うと黄八丈の色合いでしょうか?

東京都八丈島で織られている絹織物です。

古い歴史を持ちますが、江戸前期には

御殿女中や医師、富裕な商人など

限られた人々に愛用され、江戸後期には

粋な着物として庶民も着るようになりました。

艶やかな黄色、渋い樺色、漆のような黒を

組み合わせた格子柄の美しさは、黄八丈

だけが持つ独特の魅力です。

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黄色の染料は島に自生する

八丈刈安(かりやす)を煮て

つくりますが、樺色はマダミ(タブノキ)

の生皮、黒は椎の乾燥した樹皮を使います。

黒はさらに泥染めをして艶を出します。

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