一般に数え年の66歳は、日本では高齢世代
に区分されると共に、65歳定年制による
現役世代と高齢世代の節目となる年齢であり、
新たな社会活動への参加となるスタートライン
とも言えます。
このような点に着目して、66歳の賀寿を
「緑緑寿」とイメージし、これを簡潔にして
「緑寿」となったそうです。
なお、賀寿では、お祝い色(基調色)
が決まっており、緑寿は文字通りの「緑色」で、
これは「21世紀=環境の世紀」をイメージ
しているそうです。
ちなみに、本用語は、「緑寿苑」や「緑寿荘」、
「緑寿会」というように、老人福祉施設や
高齢者介護施設、福祉法人名などの名称
にも広く取り入れられています。
2002年9月、日本百貨店協会が提唱。