先日、築地場外へ出かけたとき
本枯節を買いに何店舗かさがしてきました。
そこで選んだお店が「味のよねくら」さんです。
なぜ「味のよねくら」さんを選んだかと言うと
丁寧に本枯節の説明をしてくれたからです。
最近、本枯節に興味を持ちつつあります。
吸い物などの椀物を作る場合は
昆布出汁に鰹節を加えて出汁をとります。
出来れば使う直前に本枯節を削り器で
削って使うのがベストです。
本枯節を使うまでは、削ってある鰹節の
パックでもよかったのですが・・・。
本枯節を削って食べてからは鰹節の
パックのものとは風味がまったく違います。
ちなみに通常花かつおとして削ってある
パックの物は、荒節と言うもので
カビ付けを行う前の、云わば鰹節の
作りかけを削ったもので、本節と
いわれる物はカビ付けを行ったもの。
本枯節は3回以上カビ付けを行った
手のかっかた高級品です。
吸い物には上品な味わいの雄節
煮物や味噌汁などには油分が多く
濃い出汁が出る雌節が合うと思います。
雄節とは背中側の身、雌節は腹側の
身で作った鰹節です。