2017/02/27

鼻緒すげ職人。

昨今よく耳にするのが

「下駄や草履は痛い」という

イメージが浸透してしまい

ました。

「草履をサンダルとよんだり」

下駄や草履離れでしょうか?

昔の日本では日常的に

親しまれていた履物でした。

そもそも履き心地が良く

なければ、生活に根付くことは

なかったはずなのです。

当時は履きやすいように

鼻緒を調整するすげ職人さんが

たくさんいました。

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台と鼻緒の中から好きな

組み合わせを選び、自分の足に

合わせて、すげてもらうことが

できました。

職人さんがお客様の足を見て

すげてくれたからこそ

痛くなかったんですね。

日本の伝統工芸や文化の

後継者不足は日本が抱える

深刻な問題で着物の業界も

なかなか後継者がいないのが

現状ですが頑張ってる。

技を受けつぐことは簡単なこと

ではないと思っていますが

一人一人の職人さんの「想い」を

つなぐことは、私たちにも

できるのではないでしょうか。

素敵な伝統文化に触れあいたいです。