昨今よく耳にするのが
「下駄や草履は痛い」という
イメージが浸透してしまい
ました。
「草履をサンダルとよんだり」
下駄や草履離れでしょうか?
昔の日本では日常的に
親しまれていた履物でした。
そもそも履き心地が良く
なければ、生活に根付くことは
なかったはずなのです。
当時は履きやすいように
鼻緒を調整するすげ職人さんが
たくさんいました。
台と鼻緒の中から好きな
組み合わせを選び、自分の足に
合わせて、すげてもらうことが
できました。
職人さんがお客様の足を見て
すげてくれたからこそ
痛くなかったんですね。
日本の伝統工芸や文化の
後継者不足は日本が抱える
深刻な問題で着物の業界も
なかなか後継者がいないのが
現状ですが頑張ってる。
技を受けつぐことは簡単なこと
ではないと思っていますが
一人一人の職人さんの「想い」を
つなぐことは、私たちにも
できるのではないでしょうか。
素敵な伝統文化に触れあいたいです。