北欧、フィンランドの
カレリーエン地方(ロシア寄り)に
古くから継承されている伝統的な
織のことをポッパナといいます。
ポッパナ織りは、日本にある
「裂き織り」のようなもので
200年ほど前から使われていました。
ポッパナで織った布は
しっかりと目がつまり、保温性に
優れているうえに、伸縮性や吸湿性に
優れているため、ベッドカバーや
テーブルクロス、カーテンなど
様々な用途に使われていました。
この伝統的なポッパナ織りが
今、衣料品として注目されています。
その保温性はもちろんのこと、自然素材で
作られた素朴な風合いや色合い
それでいて独自の方法でブラッシング
されてベルベット状の高級感あふれる
手触り、どれも着る人にやすらぎを
与える衣料です。
また、お手入れのしやすさも人気
のひとつです。