わさびの種類を生産地別に大別
した場合と、栽培方法で大別した
場合でそれぞれの特徴を紹介します。
わさびの種類
西洋わさび
ホースラディッシュとも
呼ばれるヨーロッパ原産のわさびです。
日本ではわさび大根とも呼ばれます。
ヨーロッパではこちらのわさびが
出回っており香辛料として利用
されるのは勿論のこと、根や茎を
料理のつけあわせにすることもあります。
日本でも粉末わさびとチューブ入りの
主流は西洋わさびです。
本わさび
日本原産のわさびです。刺激臭のある独特の
香味を持ちます。
また以下で解説しますが、本わさびは
栽培方法によって水わさびと
畑わさびに分類されます。
国産の本わさびは西洋わさびよりも高いです。
本わさびと西洋わさびの違い
風味は本わさびのほうが強いですが
辛味なら西洋わさびのほうがツン
とした刺激が強いように感じます。
栽培方法別(本わさび)
水わさび
渓流や湧水で育てるわさびのことを水わさび
もしくは谷わさびなどとよびます。
栽培場所としてはわさび田で水の中で
栽培されます。
わさび栽培と聞いて一般に連想されるのは
こちらの水わさびでしょう。
畑わさび
その名の通り畑で育てるわさびのことです。
陸わさびともいいます。
さわびは半陰性の植物なので、栽培場所
としては強い日照りを避けるために日よけ
ができる広葉樹林や針葉樹林で湿気の多い
場所が利用されます。
庭に置いておくとかってに根を張ってくれたりも
します。
摩り下ろしてローストビーフ
等肉料理を中心に薬味や醤油漬等として食します。