四川きゅうりは中国品種の
四葉というきゅうりを改良
したものです。
白いイボのきゅうりで
沢山のイボとシワが入っています。
表皮が薄くてイボが多いため
傷つきやすく、 日持ちしにくい
という特徴があります。
胡瓜を「美味しい」と感じさせるのは
ポリッと噛んだ時の歯切れのよさ。
歯切れのよい胡瓜は、皮と肉質の
バランスがとれ、薄皮で固くない。
そして水気があってちょっと
甘みがあり胡瓜のほのかな香りがします。
歯切れが食感に通じ、味と香りが
美味しさに通じるのが胡瓜です。
ブルームきゅうりとは表面には
白い粉が付いているきゅうりのことで
巨峰なども同じです。
この白い粉はきゅうりの果粉で
果粉ブルームが付いている
きゅうりなのでブルーム
きゅうりと呼ばれているのです。
このブルームが何なのかというと
きゅうりが自身の水分の蒸散を
防ぐため、環境の変化から守る
ために分泌する成分なのです。
白くて粉っぽくて手で触ると
取れるので「もしかして農薬じゃ・・・」
と思ってしまいがちですが、身体に
害のある物質ではありません。
ブルームきゅうりは表皮が
薄いのが特徴で、また水分量が
多いので食べた時の食感が
シャキシャキッとしています。
ブルームきゅうりは表面に付いて
いる粉が農薬と紛らわしいと
嫌がられることが多いので
近年では市場で多くみられるのは
ほとんどブルームレスきゅうりです。
そんなきゅうりが「四川きゅうり(四葉系)」
は産直で出荷される。
イボとシワが多く外見は見なれませんが
食べ比べすると一目ならず一口瞭然。
小さなときに食べていた
懐かしいきゅうりの味がします。