2017/06/25

新床。

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塩は、精製塩(食塩)を使わず

粗塩(自然塩)を使用しています。

精製塩は、素材の風味をそこなうからです。

料理にも同じことがいえますが、ミネラル分を

削ぎ落とした精製塩を使ってつくると

とがった味になるような気がします。

反対に、粗塩なら料理も漬け物も

マイルドにしあがります。

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私は、天日白撰塩(粉砕タイプ)

使用しています。

塩と水はバラバラが良いのか?

それとも塩水がが良いのか?

ぬか床づくりの際、塩水を事前に

用意しておき、ほかの材料と混ぜ

合わせるという方法。

水と塩をばらばらにくわえても

とくに問題はないと思います。

お湯を沸かして、塩を溶かし

それをまた冷ます。

そんな手間をかける必要はないと思います。

水の代わりにだし汁を使うと

言う方法もあります。

昆布は、ぬか床の旨味も作ります。

新床を作る際に水の代わりに昆布のだし汁を使う

という方法も。

私の祖母などもカツオと昆布の

だし汁を使っていました。

昆布から旨味成分のグルタミン酸を

ぬか床に浸透させられるようです。

面倒でなければおすすめです。

こっちはやるだけの価値があります。

早い段階から、漬け物が風味豊かにしあがる。

だしをとったあとの昆布や

かつお節は捨てないで。

こまかく刻んでぬか床へ入れても

美味しいぬか漬けが漬かると思います。