塩は、精製塩(食塩)を使わず
粗塩(自然塩)を使用しています。
精製塩は、素材の風味をそこなうからです。
料理にも同じことがいえますが、ミネラル分を
削ぎ落とした精製塩を使ってつくると
とがった味になるような気がします。
反対に、粗塩なら料理も漬け物も
マイルドにしあがります。
私は、天日白撰塩(粉砕タイプ)を
使用しています。
塩と水はバラバラが良いのか?
それとも塩水がが良いのか?
ぬか床づくりの際、塩水を事前に
用意しておき、ほかの材料と混ぜ
合わせるという方法。
水と塩をばらばらにくわえても
とくに問題はないと思います。
お湯を沸かして、塩を溶かし
それをまた冷ます。
そんな手間をかける必要はないと思います。
水の代わりにだし汁を使うと
言う方法もあります。
昆布は、ぬか床の旨味も作ります。
新床を作る際に水の代わりに昆布のだし汁を使う
という方法も。
私の祖母などもカツオと昆布の
だし汁を使っていました。
昆布から旨味成分のグルタミン酸を
ぬか床に浸透させられるようです。
面倒でなければおすすめです。
こっちはやるだけの価値があります。
早い段階から、漬け物が風味豊かにしあがる。
だしをとったあとの昆布や
かつお節は捨てないで。
こまかく刻んでぬか床へ入れても
美味しいぬか漬けが漬かると思います。