2017/04/15

築地「井上」さん。

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平日の朝、築地に買い物に来ました。

築地に着くと6時40分。

この時間だと開いている店が

限られるので、メディア等でも有名な

同店 「井上」さんに伺いました。

お腹もすいていたので何か場外で

食べようと歩いていました。

何度も食べたことはありましたが

今は並ばないと食べれない名店

になりました。

この店だけが並んでいたら再確認

しないといけないと思い久しぶりに

行列に並びました。

相変わらずサーっと魔法の粉を

たっぷり入れて・・・。

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1度に8~10食ずつくらい作っています。

この店とその周辺が醸し出す

エスニックな空気。

観光客が〈市場〉に期待するアジア風カオス。

不思議なお店ですので

初めての方の為に、店のルール

を解説いたします。

【並び方】
築地に来れば、誰もが、この店の

前の行列を、目にする筈です。

列に並ぶのは代表者一名のみです。

隣りの店にはみ出さない様に

蛇行して並びます。

並び役でない方は、食べる為の

カウンターで場所を確保して待ちます。

店の左手奥に、麦茶がありますので

欲しければ、ご自分で。

【注文】
メニューは「中華そば」のみ700円。

並んでいる間に、配膳、接客のお兄さん?

に注文の数に応じた代金をお支払いします。

【配膳】

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ぐつぐつと湯だった寸胴で跳ね躍る9玉の麺、

その固さを確かめることもなく、

平ざるで器用にすくって、丼に移します。

丼が麺で満たされると

脇から、もう一人の助手さんが間髪入れずに

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呼吸のあった絶妙なタイミングです。

すかさずチャーシューを麺が

隠れるように、手で載せる。

カイワレ、ネギ、メンマも手で

一つかみ丼に乗せる。

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次の丼に麺が満たされたら

またチャーシューとメンマを載せる。

これを9回ほど繰り返しています。

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ラーメンはお盆に載せて、受け取ります。

お盆一つに、ラーメン2杯までが無難です。

そして、自分で、店の前か横の食べる

為のカウンター台まで運びます。

椅子は無いので立ち喰いです。

お店の横の簡易的なカウンターで

待つことしばらく・・・。

スープがかなりぎりぎりまで

入っているので容赦なくこぼれます。

これはこれでいいですが。

見た目は昔懐かしい中華そばです。

いいですねぇ。

麺は縮れた中細麺。

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チャーシューも麺が見えない

くらいのっかってます。

チャーシュー4枚から5枚

チャーシューが5枚もあるので

ボリューム満点です。

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チューシューそのものの味付けも

薄味で食べやすく以前は若干

ぱさつく感じがありましたが

今は、しっとりしていて鳥ハムのよう。

これで今どき700円は安く感じます!

スープを一口。

優しい鶏と豚がベースでしょうか

魚介の味もふんわりしますが

魔法の味がかなり前面に。

今は濃厚系やガッツリ系が多くなって

きていますが久しぶりに懐かしい

中華そばを食べられたのは

嬉しかったです。

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このスペースで洗い物から、見事な

速さでラーメンを作っていきます。