2016/09/18

ふりそで。

どこの国にもその土地に育まれた

民族衣装と言う物があります。

DSC_6554.JPG日本人であるなら民族衣装

というのは着物のことです。
長い年月の間に着物も色々な

時の流れとともに物事や状態が

移り変わり今の形になりました。

そして女性が生まれてから各年代

に合わせて、また未婚の頃を過ぎ

既婚者となることによっても着物の

形が変わって参ります。
三歳の頃の祝い着、七歳の頃の祝い着

そして十三参りの時の着物を経て十代が

終わり二十歳になり、いよいよ大人の

仲間入りをする成人式を迎えることに

なるのですが、この時に振袖で女性は

成人式に、のぞむのが慣わしとされています。
節目節目に折々の着物を着ますが、振袖は

お嬢さんの時代を表す未婚の方の正装であります。

つまり民族衣装としての着物の位置付けでは

未婚女性の第一礼装に当たります。

DSC_0373.JPG