2018/01/07

七草の覚え方。

七草の名前は、実はそれぞれの植物の名前になぞらえた

縁起の良い語呂合わせの呼び方になっています。

芹(セリ)・・・競り勝つ。昔から田畑で栽培され

鍋物や和え物にも使われる馴染みのある食材

ではないでしょうか。

薺(ナズナ)・・・ぺんぺん草ともいい、撫でて汚れを

取り除くという意味が込められています。

御形(ゴギョウ)・・・仏様の体という意味で

母子草(ハハコグサ)ともいいます。

繁縷(ハコベ)・・・ハコベラともいい、繁栄が

広がるという意味。

仏の座(ホトケノザ)・・・仏様が座禅を組んでいるような

花の形から呼ばれ、田平子(タビラコ)とも呼ばれています。

菘(スズナ)・・・カブのこと。神を呼ぶ鈴に見立てられ、

清白(スズシロ)・・・大根のこと。汚れのない清白を表しています。

また、七草の名前を5・7・5・7・7のリズムに

合わせて口ずさんでみると覚えやすいので

ぜひ子どもと一緒にセリ・ナズナ

ゴギョウ・ハコベラ

ホトケノザ

スズナ・スズシロ

春の七草・・・と歌いながら七草を刻むと

楽しく覚えられるかもしれません。