着物1着に必要な、おおよその量です。
繭の数2600粒
蚕2700頭
桑の葉100kg
生糸900g
絹糸は、蚕の繭から取って作ります。
1本は長さ:1500m
この細い繊維を何本か纏めて紡ぎ、一本の生糸にします
織物を作る糸には、ウール:羊 ・綿糸・麻など
色々ありますが、絹は、美しい色を自在に染め
られるのが重要な性質として珍重されてきました。
強さ、しなやかさ、艶のある絹は、なんといっても繊維の女王。
その絹糸で織られた布を友禅で染めた着物は、
きちんとすれお手入れをすれば、100年の寿命を持ちます。
おばあちゃんから孫まで三代にわたる衣装!
「養蚕」は桑さえあれば、季節に関係なく
蚕を育て絹糸を取る事ができますが、
大体春に始まります。
卵から4週間で成長、(その間4回の脱皮)
8日目から、2・3日で繭を作り、
10日間さなぎですごし蛾となります。
小学生の頃に体験した方も多いのではないでしょうか?