2016/12/25

ジンギスカン鍋。

ジンギスカン用鍋と

言いうと、固くて重い

鋳物で、中央部分が盛り

上がった山状のものを

真っ先に思い出す方が

多いかと思います。

DSC_1202.JPG

オーソドックスなスタイルと

言うとこのタイプだが、最近は

この山の中腹にスリットの

入ったもの、中央に丸く

穴の開いたものも見かける。

DSC_1318.JPG

このスリットは余分な脂を

落とし、直火が肉に当たる

ことで遠赤外線効果により

適度な焼色・旨味を加え

られるという利点があるようだ。

さらに刻まれた溝には放射状

のもの、渦巻状のものなど

様々なタイプがあります。

鋳物メーカー各社が

「これぞ王道」

というものを開発し売り

出している。

野菜を裾野の窪みの所に

置いて、上から流れてくる

肉汁とタレ付きならタレの

味で煮るということもできる。

実は、鉄の鋳物鍋が使われる

ようになったのは太平洋

戦争前後からで、昭和の

初期には他の焼肉と同様

に金網で焼くのが一般的

だったとか。

最近では家庭やキャンプで

手軽に使えるような、使い捨て

のジンギスカン鍋が登場。

また、「便利だからホット

プレート」という家庭も多い。

鋳物の鍋は使った後の始末が

重要とジンギスカンの通は

必ず言います。

こびりついた焼け焦げを

金ブラシなどは錆の原因

となります。

亀の子たわしや溝は割りばし

などを使用してから

水分を飛ばし油を塗って

からしまう。

最後にオリーブオイルを塗り

洗剤の使用は避けた方が

いいそうなのでご注意を。