平日の朝、築地に買い物に来ました。
築地に着くと6時40分。
この時間だと開いている店が
限られるので、メディア等でも有名な
同店 「井上」さんに伺いました。
お腹もすいていたので何か場外で
食べようと歩いていました。
何度も食べたことはありましたが
今は並ばないと食べれない名店
になりました。
この店だけが並んでいたら再確認
しないといけないと思い久しぶりに
行列に並びました。
相変わらずサーっと魔法の粉を
たっぷり入れて・・・。
1度に8~10食ずつくらい作っています。
この店とその周辺が醸し出す
エスニックな空気。
観光客が〈市場〉に期待するアジア風カオス。
不思議なお店ですので
初めての方の為に、店のルール
を解説いたします。
【並び方】
築地に来れば、誰もが、この店の
前の行列を、目にする筈です。
列に並ぶのは代表者一名のみです。
隣りの店にはみ出さない様に
蛇行して並びます。
並び役でない方は、食べる為の
カウンターで場所を確保して待ちます。
店の左手奥に、麦茶がありますので
欲しければ、ご自分で。
【注文】
メニューは「中華そば」のみ700円。
並んでいる間に、配膳、接客のお兄さん?
に注文の数に応じた代金をお支払いします。
【配膳】
ぐつぐつと湯だった寸胴で跳ね躍る9玉の麺、
その固さを確かめることもなく、
平ざるで器用にすくって、丼に移します。
丼が麺で満たされると
脇から、もう一人の助手さんが間髪入れずに
呼吸のあった絶妙なタイミングです。
すかさずチャーシューを麺が
隠れるように、手で載せる。
カイワレ、ネギ、メンマも手で
一つかみ丼に乗せる。
次の丼に麺が満たされたら
またチャーシューとメンマを載せる。
これを9回ほど繰り返しています。
ラーメンはお盆に載せて、受け取ります。
お盆一つに、ラーメン2杯までが無難です。
そして、自分で、店の前か横の食べる
為のカウンター台まで運びます。
椅子は無いので立ち喰いです。
お店の横の簡易的なカウンターで
待つことしばらく・・・。
スープがかなりぎりぎりまで
入っているので容赦なくこぼれます。
これはこれでいいですが。
見た目は昔懐かしい中華そばです。
いいですねぇ。
麺は縮れた中細麺。
チャーシューも麺が見えない
くらいのっかってます。
チャーシュー4枚から5枚
チャーシューが5枚もあるので
ボリューム満点です。
チューシューそのものの味付けも
薄味で食べやすく以前は若干
ぱさつく感じがありましたが
今は、しっとりしていて鳥ハムのよう。
これで今どき700円は安く感じます!
スープを一口。
優しい鶏と豚がベースでしょうか
魚介の味もふんわりしますが
魔法の味がかなり前面に。
今は濃厚系やガッツリ系が多くなって
きていますが久しぶりに懐かしい
中華そばを食べられたのは
嬉しかったです。
このスペースで洗い物から、見事な
速さでラーメンを作っていきます。