父親の大切にしていた腕時計
それは、母親が当店で初めて宝石を
扱う事になった記念に母親が腕時計を
プレゼントしたそう。
当時は宝石を販売すると物品税がかかる
時代。
私は、物品税を経験したことがありませんが
こんなものです。
贅沢品=物品税のような扱いを
されていたようですが?
けして私の両親はお金があったわけではなく
新しい商品で商売をしていく記念に腕時計プレゼント
したのだと思います。
苦しい時でも頑張って記念に買った物などや
プレゼントしていただいたものを見て
想い出すと苦しさを乗り越えていけたり
するのではないでしょうか?
その腕時計は「ロンジン」の手巻き腕時計です。
私は幼少期に父が朝スーツに着替えてから
ゼンマイを巻いて腕にして出かけるのが
かっこよく見えました。
父親が健康で仕事バリバリ働いてるとき
昼に自宅に帰ってきてラーメン丼ぶりで
ご飯を食べていました。
その時の体形がちょうどいいぐらいだったように
思います。
ですが腕回りが変わり使用
できなくなってしまいました。
ベルトを交換できないものでした。
使ってない時計を見て、私が欲しい
ことを伝えたとき大切に使うんだよっと・・・。
私が使いはじめて1年ぐらいしたとき
リューズがプッチと切れてしまいました。
治さないと使えないので宝石メーカーさんに
修理に出したら古くて部品が見つからなく
パーツを作っていただき修理代を聞いたら
当時の給料1ヶ月半くらい・・・。
それでも大切な時計なので修理を
お願い致しました。
その時計がこの「ロンジン」です。
大切に使っていた物は沢山の想い出がつまり
沢山の事を思いだすことができます。
そんな思いをしてからは金銭的に
自分に見合わなくても頑張らいないと
手にできない物を購入しています。
必ず沢山の想い出が残せると思うからです。
某CMで、ものより想い出・・・!
素敵なCMだなっと思いました。
ものと想い出も良い感じではないですか?