2017/08/09

野菜固定種とF1。

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種には大きく分けてF1種(一代交雑種)

と固定種がある。

一般によく売られているのはF1種で

種袋に「〇〇交配」などと書かれている。

これらは異なる品種をかけ合わせ

両親の優れた点を受け継いだ

いわばハーフの子供の種で、どの地でも

育てやすく均一した収穫ができます。

一方、固定種は代々受け継がれ

伝えられてきた種のこと。

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無肥料、無農薬で自然に近い状態で

育てる自然農では、日本の国定種(在来種)

が一番育てやすいようです。

最初はF1種だっていいんです。

F1種から採れた種を蒔くと

次に生まれてくる子供は親のどの

遺伝子を受け継ぐかによって、株ごとに

形にも味にもバラツキが出てきます。

その中からさらに、自分が残したいと思う

種を残してそれを蒔いて、と繰り

返していくと、その場所の固定種が

できるます。


種を採り続けることによって、その土地の

気候や風土にも、育てる人のやり方にも

そして味の好みにも合った、オリジナルの

種ができると言うことになります。


「持ち込まず、持ち出さず」 で

永続しているのが自然界の姿です。

自然農では自家採種はごく当たり前の

ことなんです。

その上、買ってくる種は消毒して

あったり、遺伝子組 み換えしてあったり。

種だって安心できるものがいいですよね。