桧は日本で馴染深い樹種で古くから
そのくせの無い表情が好まれ
建築から家具、生活の道具まで用途は
非常に多彩で材として捨てるところが
無い優良な木として広く知られています。
桧の良さは水に強く、加工・耐朽性に
すぐれていて、桧の木くずの中では
ダニが死滅するなど虫害に関しては
特にすぐれているそうです。
古代、火を付けるのに使用したので
「火の木」が語源だという説もあるようですが
これだけ特性があるので、非の打ち所が無い
ということから、非の無い木「非の木 」
との説もあり、色々諸説あり奥深い木が
皆様の身近にある「桧 」だそうです。
国土の約70%近くが森林といわれる
日本列島、そのなかでも県全土の
約80%を森林が占める「紀州・和歌山県 」
和歌山県は、古くから「紀州・木の国 」
と呼ばれる程、豊富な森林資源と優れた
木材を生産する地として名をとどろかせたそうです。
地域的に温和な気候で降水量、土壌など
桧の生育に恵まれており、豊かな環境の
下で育った和歌山県産の桧が
「紀州材 」と呼ばれ、全国的有名
になっています。
紀州材の質の良さには
色合いが良く、つやがでる!
目合いが良く、素直な木で狂いが少ない!
強度・耐久性に優れている!
その良さは、江戸時代から紀州材は
強さ粘り強さがあると評価されてきました。